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おめでとうございます!思い切って望遠鏡を購入し、セッティングし、ダイヤルやノブを回し、説明書を読み、三脚に固定し、空に向けたら...。 ただ、望遠鏡を星に向け、もっと近くで見ようとするのは楽しいですが、夜空の最高の景色を見逃すことになるかもしれません。 そこで、この記事ではには、これから始める人が見つけるべきモノのトップ8が掲載されており、その中からおすすめのガイドを紹介しています。
関連する読み物 格安の望遠鏡を紹介します。
入門編
スコープを始める前に、下の天体の位置を確認するためのガイドを見つけると、イライラすることが減り、望遠鏡を最大限に活用することができます。 オススメは、以下の本です。 小型望遠鏡で見るべき50のもの by John A. Read. 初心者に最適な本であり、これから始めるなら必須の資料です。
関連項目: フクロウに耳はあるのか、聞こえるのか?また、天体探索のためのアプリも検討してみてください。 天体探索、リアルタイム移動、カメラによる天体認識、閲覧可能な星座早見盤などを備えた「スカイガイド」がおすすめです。
小型望遠鏡で見ることができる8つのもの
1.月
当たり前のことですが、小型の望遠鏡で月を見るのが一番お得です。 さらに、コペルニクス・クレーターやトランクイリタスの海など、月の最も顕著な特徴を確認してみましょう。 ナショナルジオグラフィック:地球の月ウォールマップ」で、望遠鏡で見つけられる名所を詳しくご紹介しています。
月を見るコツ・ポイント
- 望遠鏡の倍率を上げすぎると像がぶれるので、望遠鏡の倍率の半分程度を目安にすると、より鮮明な画像が得られます。
- 月が理想的な明るさになり、ターミネーター(太陽光の終端線)がドラマチックなコントラストと影を作り出すため、第1四半期の数日後まで月見を待ちましょう。
- 満月は、明るすぎてよく見えないので、避けてください。
2.マルス
火星の表面に手作業で作られた溝を見ることができると、私たちの祖先が信じていたとは信じがたい。 しかし、だからといって、私たちの赤い惑星の隣人が面白くないわけではない。 しかし、よく見たいと思うなら、我慢する必要がある。 火星が地球に接近して詳しく観察できるのは、780日に1度だけだ。 それでも、夜空に探すことができないわけではない。Aの望遠鏡は、火星の赤いピンポイントの光を、生きた円盤のような天体に変えることができます。
火星を見るコツ・ポイント
- 赤色光フィルターを使用すると、表面のディテールを拾うことができます。
- 火星は、夜空で太陽と正対する「オポジション」で見るのがおすすめです。 オポジションの前後4~6週間を目安にすると、最もきれいに写りますよ。
- 大気の霞は、画像の細部を歪ませたり、ぼやけさせたりすることがあるので、埃のない晴れた夜に見るのがベストです。

画像引用元:ART-ur, Shutterstock
第3回 木星とガリレオ衛星
太陽系最大の惑星である木星は、天体観測の入門に最適な惑星です。 レンズに十分な視野があれば、ガリレオ衛星と呼ばれるイオ、ガニメデ、カリスト、エウロパの4大月を見ることができます。 また、うまく撮れれば木星の帯や大赤斑も見ることができるでしょう。
木星を見るコツ・ポイント
- ガリレオ衛星は軌道上にあるため、1つは惑星の後ろに隠れている可能性がありますが、4つともすぐに見えなくても心配ありません。
- 青フィルターを使用すると、大赤斑をより鮮明に写すことができます。
- 雲や光害のない場所でご覧いただくと効果的です。

画像引用元:Alexaldo, Shutterstock
4.土星とその環
土星とその悪名高い環を望遠鏡で見ることは、天文学者にとって最も人気のあるアトラクションの一つです。 晴れた日には、目立つA環とB環の間に黒いカッシーニ区画を見分けることができ、縞模様のベルトやゾーンも見えるかもしれません。 良い望遠鏡では、最大の衛星タイタンも登場するかもしれませんね。
土星を見るときの注意点
- 惑星が太陽と地球の反対側にあることを意味するオポジションになるのを待ちます。 そうすると、より鮮明になり、よく見えるようになります。
- リング、ゾーン、ベルトのディテールをよりよく表現するために、イエローフィルターを使用します。

画像引用元:Pixabay
5.プレアデス星団
プレアデス星団は、肉眼で見える数千個の明るい星の集まりで、秋から冬にかけてが見ごろです。 日没直後の南の空に、プレアデス星団が見えてきます。
プレアデス観賞のコツとポイント
- オリオン座を探す。 オリオン座の帯は、夜空で最も見つけやすい星団のひとつです。 オリオン座の帯を指針にして、オリオンの矢が放つ方向にまっすぐ進むと、明るい星団にたどり着きます。
- この星団を望遠鏡で見ると、5つの目立つ星が見えますが、これは星団の中で一番大きな星の光度が、他の星を圧倒しているからです。
6.オリオン座星雲
晩秋から初春にかけて見られるオリオン大星雲は、星の誕生が盛んな場所です。 肉眼でもオリオン座のベルトのすぐ下を見れば見えますが、望遠鏡では塵やガスの雲を感じることができます。 大きくて明るいので、人が多いところから見るのもよいですが、最高の画像を見るには、次の場所を探してみてください。暗い空
オリオン座の星雲を見るコツとポイント
- 月明かりが少ない時や新月に見ると、より鮮明な画像が得られます。
- まずは双眼鏡で観察し、次に望遠鏡でゼロヨンしてみましょう。

画像引用元:Pixabay
7.アンドロメダ星雲
アンドロメダは、私たちの銀河系に最も近く、肉眼で見ることができる最も遠い夜空の天体です。 また、今後40億年以内に天の川銀河と衝突すると言われていますので、今のうちに観察しておきましょう。 星やブラックホール、パルサーなどの天体に満ち、1兆個の星があるため、私たちの銀河系より人口が多いのですが、天の川はまだ大きく夜空に浮かぶダークマター(暗黒物質)を見ていると、身も心も引き締まる思いがします。
アンドロメダ銀河を見るためのヒントとコツ
- まずは星座早見盤やアプリで、ペガサス座とカシオペア座の間(カシオペア座の「W」の字の右側がポイント)にあることを確認します。
- 光害のある場所には近づかない方が見やすい。
- 我慢してください!アンドロメダ銀河は暗いので、初心者の方には見つけにくいかもしれません。

Image Credit: Adam Evans, Wikimedia Commons Creative Commons Attribution 2.0 Generic license.
8.アルビレオ
連星「はくちょう座ベータ星」の名前である「アルビレオ」は、肉眼では1つの天体のように見えます。 望遠鏡で見ると、明るいオレンジ色と青色の2つの星が、近く見えるけれど実は380光年離れていることがわかります。 はくちょう座に隠れているこの星のペアは、初心者におすすめのユニークな発見と言えるでしょう。
アルビレオを見るためのコツ・ポイント
- アプリや星座早見盤で、はくちょう座を探そう。 はくちょう座で一番明るいデネブは、白鳥座の尾を構成する星。 その真向かいにあるアルビレオは、白鳥座の頭である。
- 2つの星が分かれて見えるようになるには、およそ100倍の倍率が必要ですが、ほとんどの小型望遠鏡で問題なく見ることができるはずです。

Image Credit: Henryk Kowalewski, Wikipedia Creative Commons Attribution 2.5 Generic license.
結論
夜空は不思議に満ちています。 見どころをいくつか知ったところで、次は宇宙を探検しましょう。 小型望遠鏡で見るべき50のもの 望遠鏡で天体観測をするのは難しいですが、根気よく続けていけば、必ず報われます。
特集画像引用元:Pixabay